ソリッドアドバンス サポートブログ

All Gather CRMを開発・販売しているソリッドアドバンスのサポートチームによるブログです。

All Gather CRMの帳票テンプレートを作成する ~Part.3~

 皆さま こんにちは!

前回に引き続き、今回も帳票テンプレートに関しての情報をご紹介いたします。

  前回の内容で、基本的なExcelフォーマットの設定や作成方法についてはご紹介できたかと思います。

そこで今回はお客様から「こんな設定したいけど、どうすればいいの?」と、過去に頂戴した質問と対応方法について2つの例をご紹介したいと思います。

 

1.「住所を一つのセルに反映させたい」

下図のように、All Gather CRMの入力画面に住所項目が複数設けられている場合
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項目ごとに項目システム名が異るので、テンプレート作成の基本ルール(1セル1項目)で考えると、このような出力イメージとなります。
f:id:solid-sol-dev:20200427111613j:plainですが、テキスト項目「StringValue●●●」に限っては「+」の記号で連結るすことができるんです。
【設定例】
f:id:solid-sol-dev:20200427112224j:plain
【出力イメージ】
f:id:solid-sol-dev:20200427112457j:plain

2.「定義した値に文字を追加したい」

例えば下図のように、お客様名(「StringValue●●●」)に敬称(様)を付けたい場合、Excelに詳しい方は【セルC3】に「StringValue●●●&”様”」と定義されるケースがあるのですが、項目システム名にそれ以外の値を合わせて入力するとAll Gather CRMからの出力値を反映することができません。

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では、どのように解決すればいいのか。方法は2つあります。
1つ目は、シンプルに印刷範囲を広げて【セルD3】に”様”を固定値として入力する方法です。

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2つ目は帳票テンプレートの作り上、上記のように隣のセルを使う等が難しい場合に利用します。方法は印刷範囲はそのままで【セルD3】(印刷範囲外であればどこでも可)に「StringValue●●●」を定義し、【セルC8】に「=D3&”様”」という式を入力します。
※各値を入力後、【D列】は非表示にして下さい。非表示にしないと、All Gather CRMから帳票出力した際にExcel側で印刷範囲として認識されてしまいます。

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いかがでしょうか。Excelの式(関数)と組合わせることで、限られたフォーマット範囲でも様々な値の表示をすることができるんです。これもAll Gather CRMならではの機能ですね。
今回ご紹介した2例以外にも、まだまだ皆さまのお役に立ちそうな設定がたくさんございますので、次回も引き続き紹介していきたいと思います。
それでは、今回はこの辺で失礼いたします。

 

ソリッドシステムソリューションズ サポートブログでは、今後もお客様のお役に立つ情報を紹介してまいります。引き続きご愛読いただければ幸いです。m(_ _)m

※All Gather CRMの操作マニュアルは、操作画面左上の ログインユーザーメニュー内に格納されています。

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今後も「All Gather CRM」の便利は使い方等、皆さまのお役に立ちそうな技術情報をお届けいたしますので、ご期待下さい。

以上、最強のビジネスツールAll Gather CRMを提供する
ソリッドシステムソリューションズ サポートチームでした。ノシ

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